キャッシング基礎知識キャッシングにまつわるあれこれ
審査で重視される項目
あなたの情報はこうして審査される
新規契約の場合、キャッシングの申し込み時に、住所・氏名をはじめとするあなたの個人情報を記入(または入力)します。何社か借りているといちいち記入(または入力)するのが面倒になってしまうモノでもありますが、キャッシングを申し込む上では避けて通れないシロモノです。
その項目は、氏名・年齢・住所から家族構成・仕事・年収・住居・他社利用など、自分の財政状況を中心にある程度さらけ出さなくてはいけません。この情報を元に、融資する(しない)か、いくらまで融資するかなどが決定されるワケですから非常に重要な情報です。特に最近はネットや無人契約機からの申し込みが増えていて、窓口で直接顔をあわせて契約するケースが減ってきていますから、これらの情報が特に重要になっています。
それでは審査のうえで重視される項目はどのようなものでしょうか。基本的には、申し込み者の素性が明らかになる項目や、確実性の高い項目が重視されます。例えば氏名だけではその人についてほとんど何も判断できないが、勤めている会社がわかれば少しはその人について判断する材料になります。ただし収入については、あまり重視しないことが多いようです。給料明細でも見せていれば話は別ですが、あくまで申告上の収入ですから判断材料としては信頼性が低いのでしょう。
重視される項目
もちろん、その業者によって基準が違いますから断定的なことは言えません。以下はおそらくその多くが重視するであろうというポイントです。
【年齢】
特に消費者金融においては、顧客ターゲットの中心を「20~30代」と設定していることが多いようです。年齢が高いほうが信頼されそうですが、むしろその逆。年齢が上がれば上がるほど不利になる可能性が高く、若い人に蓄えがないのは当然ですが、業者側から見ると、ある程度の年齢なら多少の蓄えがあって当然で、それが無いということは多少の難アリと見えるといったところでしょうか。ただし、若すぎるのも収入が少ないだろうと推測されるので不利なようです。
【結婚】
一般的には既婚者のほうが社会的信用度は高いと思いますが、この場合も一般社会とはちょっと違います。結婚していない未婚者のほうが有利となる可能性が高いのです。結婚していると色々とお金が必要になるため、自由に使えるお金が少なくなるはず、と業者側は考えるようです。ただし、これも一概に独身だから有利という訳ではなく、いい歳して独身なのも何か欠陥があるのでは?と見られてしまう可能性があるようです。
【職業】
高収入が得られる職種でなく、安定した(離職率の低い)職種であると信用度が高くなるようです。公務員を筆頭に会社員の人は安定していると判断され、逆に日雇いのアルバイトは当然ですが、自営業者なども不利な判断をされることもあるようです。
また、勤務年数があまりにも短いというのもマイナス。1年以上勤務実績があれば問題ないでしょうが、それ以下ならネックとなる可能性もあります。 女性が結婚相手を選ぶように、貸金業も不安定を嫌うようです。貸金業者からは有名芸能人よりあなたの方がモテますよきっと(笑)
【電話】
今やほとんどの人が携帯電話を持っている時代、携帯電話を持っていなければ、その時点でマイナス評価を受けることになるはずです。携帯電話と自宅固定電話の両方を持っているのが最も有利となるようです。
【住所】
賃貸より持ち家が有利なのは当然ですが、その居住年数も重視されるようです。住まいを転々とする人より、一ヶ所にずっと住み続けている人のほうが、業者側から見ると嬉しいということでしょうか。転々と住まいを変える人はまたフラっといなくなる可能性が高いと考えるのでしょうか?